今昔瞬間冷凍タイム

小劇場や映画を観るのがすきなひとによる備忘録ブログ

2017年上半期の備忘録

 

 

なんといっても2017年上半期はオルギア視聴覚室が楽しかった。

僕は日本のラジオ目当てで行ったんだけど、結局最初から最後までずっと観続けてしまった。

演劇を五時間通しで観るってすごい体験だなって思ったし、何がどうなったらあんなにいろんな団体が集まるんだか。にこにこちゃんがとてもよかった。

 

あと、僕にとって最も素晴らしかったのはやみ・あがりシアターに出会えたことだと思う。

三月の『根も葉も漬けて』を観て夢中になって、五月の『りんぷん手帖』で完全にやられた。作・演出の笠浦さんは天才なのだと思う。

骨太な構成と可愛らしい人々、僕はたまらないなあと思って観てしまいましたとさ。九月と十二月もとても楽しみ。

 

他はなんだろうな、あんまり面白くないものを観続けた期間が長くてちょっとしんどい観劇期間もあったし、新しく掘り起こせたのはやみ・あがりシアターくらいだろうか。

下半期はきちんとした演劇を観たいなあなどと。

2016年の備忘録

 

 

 

2016年に観た小劇場の演劇の中で印象に残ってるものを残しておこうの巻。

 

・シンクロ少女『ファニー・ピープル』

これが観劇始めだったんだけども、これが観劇始めでよかったなと思った。すごく泣いた。号泣。

シンクロ少女はそんなに観始めて長くないんだけど、手触りが懐かしい気がする。ちゃんと物語。

暗転のたびに泣かされてしまって涙腺大崩壊でしたとさ。

 

中野坂上デーモンズの憂鬱『青い稲妻。〜ゆるやかなパラノイア〜』

演劇をぶっ壊して観客の人生に立ち入るような台詞が乱立していて最高だった。ひとりひとりに対して適切な役回りが当たっていたイメージがあるけども、それがただの役割になってないか不安になった。でもそもそもそういうところで観るべきものではなかったな。

 

・日本のラジオ『ムーア』

2016年沢山公演を打っていたイメージがあるけれども、ムーアが一番趣深かった。15mm以外は全部観たけれども、断トツだった。

日本のラジオは信頼できるキャラ萌え演劇を提供してくれると思っているのだけれども、ムーアはその対極だった気がする。とは言え随所に萌えポイント的な部分はあったかと。あと僕はキャラ萌えに走ったテイストよりこっちの方が好きなんだと思う。

 

・肋骨蜜柑同好会『愛の技巧、または彷徨するヒト胎盤性ラクトーゲンのみる夢』

見事だった。見事の一言。カーテンコール的なパートで全員が去っていく間にどんどん舞台セットがなくなっていくあの美しい展開は忘れられない。

2年前の佐藤佐吉祭から観始めたが、泥臭さというか、目に見えない何者か(世界の全てとも思えるもの)に対する足掻きを残しながら、一皮むけて少しスタイリッシュになった感触があった。よかった。本当によかった。

 

パッと思いつく限りこんなもの。

2017年はまだそんなにたくさん観てないから、色々観ることが出来たらいいな。

 

というか薄々思っていたのだけれども、演劇は前情報が少ないからなかなか新規開拓が出来ないのだよな。

僕としてはもっと色々なところに行きたいのだけれども。

くだらないものも上質なものも観たい。

今の楽しみは3月のシンクロ少女と日本のラジオ。